幸せな涙

mifocco

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Photo by kaori





夕方のラッシュ時。

たくさんの人であふれる電車でのお話です。






松葉杖のmifoccoは、
ドアのすぐ横のスペースに
目立たないようにひっそりと立っていました。



ふたつめの停車駅に着いた時、
車両の中程から人をかき分けるように
1人の女性が近づいてきました。





彼女はmifoccoの前までやってくると

「お席、ひとつ空きましたよ。どうぞ」

そういって、その席まで案内してくれました。








「すみません。ありがとうございます。」

と周りに声をかけながら女性の後に続きます。


車内は混んでいたにもかかわらず、
みんなやさしいまなざしで見守りながら
私たちのために道を空けて通してくれました。









ガタンゴトン



発車して揺れる車内を
おぼつかない足取りで席に向かうmifocco。



そんなmifoccoを
みんなハラハラ心配そうにみつめ、
今にも手を差し伸べようという雰囲気です。


ようやく席に着いた時には
たくさんのあたたかな " ホッとした気持ち " が伝わってきました。








「どうもありがとうございます。。。」



席に着いたmifoccoは、
ささやくような小さな声で
そういったきりうつむいてしまうのでした。




それは、今にも幸せな涙がこぼれ落ちそうで
顔を上げることができなかったからなのです。






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Posted bymifocco