老犬が叶えたかったこと~新しい生活編~

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Photo by hiyoko




老犬が叶えたかったこと~出会い編~

この記事を掲載してから
ずいぶん時間が経ってしまいました。


歩みの遅い私のことを、きっとみなさんは
「mifoccoらしい」と笑ってのんびり待ってくれている

そんな安心感に包まれながら
その時々で書きたいことを自由に綴ってきました。


みなさん。
いつも、大きくてあたたかな気持ちをありがとうございます。







今日、やっとみなさんに
ゆっくり続きをお話する時がやってきました。







それでは、
<老犬が叶えたかったこと~新しい生活編~>


完結編です。
どうぞお楽しみください。





-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-




「犬の引き取り手を探しているの!」


あいさつもそこそこに、そう切り出したmifoccoの話を
親友は静かに聞いていました。





そして、ひとことこう答えました。

「連れておいで」






彼女の声には
困惑も迷いもまったくありませんでした。









犬が好きだから。


それだけで簡単にできる決断ではありません。


ましてや、彼女の家には先住のワンコもいて、
だんなさまに承諾も得ていないのです。






なのに彼女は

「だいじょうぶ。連れておいで」

そうやさしくmifoccoを元気づけてくれました。










翌日。





もうひとりの親友が車を出してくれて、
警察署に引き取りに向かいました。


煩雑な手続きをすませ、
老犬のいる裏庭に案内してもらうと、
彼は、大きな犬小屋の中で
気持ち良さそうに眠っていました。


(余談ですが、この裏庭といい、つながれ方といい
本当に連れ出すことが可能な環境でしたよ。笑)






清潔な犬小屋と、きれいな空っぽのえさ皿。


ちゃんと面倒をみてもらって、
久しぶりの寝床に安心したのか

「どうしよう。困ったな。」

という気持ちはまったく伝わってきませんでした。



いいえ、きっと彼は
これから始まる生活に幸せが見えていたのかもしれません。









おとなしく、車に揺られること1時間。


無事到着した友人の家には
ちゃんと彼の寝床が準備されていました。


えさもたくさん食べ、
お散歩の練習でお通じもたんまり(笑)。

すっかりリラックスした様子の彼に
ほっとしてみんなで笑い合ったものです。


こうして老犬の新しい生活は
やさしさに包まれながらスタートしたのです。








結局、その後も色々手を尽くしたのですが
飼い主さんがみつかることはありませんでした。


数ヶ月後、さまざまな手続きをすませ
彼は晴れて親友の家の子となったのでした。








老犬と友人夫婦が初めて出会ったのが5月6日。

この大切な日にちなんで
" ゴロー " というかっこいい名前がつけられました。








おっとりおとなしいゴローは、
家族や親戚、ご近所さんからもとても可愛がられました。





時折届くゴローの近況を知らせてくれるメール。


「とってもいい子だよ」

「小屋を新調したよ」

「のんびりと寝てばかり(笑)」

「お散歩大好きみたい」


友人の楽しそうなメールからは
ゴローの幸せな様子も伝わってきて、
目を細めながら読んだものです。





彼女からのメールと
帰省の際に会いに行くこと。

mifoccoの暮らしにも
楽しいエッセンスが加わりました。












月日は流れ、
ゴローが親友宅にいることが当たり前になった頃
一通の手紙が届きました。




「みほさん、驚かないで聞いてね」




そう始まる手紙には、
ゴローが亡くなったことがしたためてありました。







もともとあった持病が原因で
急に容態が悪くなったこと。


最期までとてもがんばったこと。


ゴローが来てくれて、ほんとうに幸せだったこと。







「まだ気持ちの整理がつかないけど
みほさん、ゴローを連れてきてくれて
ほんとうにほんとうにありがとう。」



手紙には、
親友夫婦のたくさんの気持ちが込められていました。








手紙から伝わる、大きな愛と感謝の光。


涙が後から後からあふれ出し、
あたたかなものがmifoccoを心地よく満たしていきました。













しばらくして、mifoccoは
お空のゴローに向かって話しかけてみました。



「ねぇ、ゴロー。

キミは、○○○(親友の名前)たちに会いたかったんだよね。

大好きな○○○たちに何か伝えたいことはある?」



その問いかけに、ゴローから返ってきたのは
たったひとつのビジョンだけでした。







それは、眼下に広がる
美しくきらめく有明海の風景でした。


いつもゴローが眺めていた景色です。


その景色は、とてもやさしい色合いをしていました。









その後も、ゴローは何も答えてはくれません。
相変わらず無口なままです^^


だけど、ゴローをそっと想う度に
必ず同じビジョンを返してくれます。



そのやさしい風景に、

いかにゴローがこの眺めを愛していたか、
この小屋での暮らしを、そして家族を
どれほど愛していたか

大切な想いを感じることができるのです。











私たちはつい
ことばで確証を得たり
何事にも意味を見出したがります。


そんな時、ふっと
ゴローの見ていた風景が浮かんできます。





愛する存在を想う時の
心に広がる安らぎ

もうそれだけで充分じゃない?





そうゴローに
やさしく諭されているような気がするのです。













自然体で、ありのままを生きたゴロー。



彼は、みんなの愛と笑顔を引き出して
きらめく想い出をたくさん残してくれました。



私たちもゴローと同じように、
こうして存在しているだけで
誰かの愛を引き出し、たくさんの感動を与えているのですよね。













ゴローの叶えたかったこと。


それは最期の瞬間まで
自分らしく生きることだったのではないかと思います。




そして彼は、自分という存在が
大切な気づきをもたらすということを
ちゃんと知っていたのかもしれません。













私たちはみんな愛そのもの。

それを思い出すだけで充分なんだよ。

だって、愛はひとつに溶け合っているんだから。









あどけない顔をしたゴローが
初めてmifoccoのもとへ
メッセージを届けてくれたのでした。




♪.:*:'゜☆.:*:'゜♪.:*:'゜☆.:*:・'゜


このお話の前編;

老犬が叶えたかったこと~出会い編~




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